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評価:
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東映
¥ 1,166
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人間の自由のため、命を懸けて戦ってきた仮面ライダーたち。しかし、その栄光の歴史は、
ある瞬間を境に消滅してしまった。未知の戦士・仮面ライダー3号の登場によって――。ここに仮面ライダー史上、最も美しく、最も尊き戦いが始まる!!
(Amazonより抜粋)
東映らしい、スーパーヒーロー大戦らしい、
「考えるな、感じろ!」
を地でいく脚本。
いやホント、細かいところを突っ込みだすとキリが無くて…面白くもなんともなくなるので…。
カットとかシーン単位だとかっこいいけど、まとめたらアカン。
いい意味でも悪い意味でも、ああ、いつものテキトーなライダー映画だねって感じ。
でも、何より、この映画単体で話を完結せず、マッハ=剛を死んだままにしたのは、子どもを無視し過ぎていてあまりにも残念。
配布のDVDでPRされてるDアニメ配信の作品に続きます。
(もらえなかったらもっとわからんがや!)
明確に記載して批判されたディケイドTV最終回は良心的だったんだなぁ、と。
冒頭のBLACKが正義の心を持ったままなのは、彼もまたRXになったことで歴史に埋もれた戦士だったから…とかだったら良かったのにな。
実際、ディケイドでRXと並び立つまでは、RXがいるから出て来れないライダーだったし。
イベントの立像とかもなかったもんなぁ。
で、ショッカーライダーになってるのも平成ライダーばっかりだったら説明もつくと思うんだけど。
良かったところ。
・倉沢てつを氏のBLACKが嬉しカッコイイ!現おとうさん世代に直撃!たまらん!(でもすぐやられちゃう)
・桜井祐斗、復活!出番も多くて主役級。これは電王好きには嬉しい。
・歴史改ざんなので?ゼロノスはいても電王もNEW電王も出てこない(ファンとしては不満だけど脚本の理屈として最低限の配慮か?)
・とにかく黒井=ミッチーがどえらいカッコイイ。出てくると常に黒い羽根が舞うのも笑える。
・レースでドリフトするところとか、マシンとしてカッコいいシーンが多かった
・やった!○○○○○でてきた!
微妙なところ。
・課長とかゲンさんとか、特に剛とか、ドライブ組の扱いが酷い。
・せっかく10周年だからか、本人声だったりするのに、ブレイド組の扱いも酷い。
・スーパーヒーロー大戦だからって、ニンニンジャーは本気でいらなかった…ついでになんで出てきたチェイサー…?
・レースへのつなぎも必然性も無理すぎる。
・空とぶ○○○○○○がサイバーフォーミュラのアスラーダのエアロターン真っ青。
・そもそも3号=黒井がブレすぎていてキャラが立ちそうで立ってなかった。惜しい。
・V3も扱いが悪すぎる。
…という感じでしょうか。
せっかくTVSPでドライブとニンニンが会ってるのに、それも無かったことになってて変な感じだし…どうせ映画単体で成り立たないならそこはつなげたほうがタイアップとしてはマシでしょうに…。
あ、そうだよトライドロンの前にイタッシャーロボ合体させて、弱かった!だからトライドロン!とかでも笑えそう。