JUGEMテーマ:漫画/アニメ
花寺のどかは、すこやか市に引っ越してきたばかりの中学2年生。新しい生活にワクワクしながら、さっそくお散歩に出かけます。森林公園で休んでいると、巨大な怪物があらわれました。地球を病気にしようとする【ビョーゲンズ】の幹部、ダルイゼンの生んだ、メガビョーゲンでした。のどかは逃げ出そうとする途中、ぐったりしている子犬の姿のヒーリングアニマル・ラテを見つけます。助けようと必死になるのどかでしたが、ラテを「お手当て」するには、ビョーゲンズを追い払う必要がありました。そんな、のどかの必死な姿を見た、ウサギ型ヒーリングアニマル・ラビリンの肉球がポワッと光り、1本のステッキが生まれました。それを受け取ったのどかは、地球を癒やす花のプリキュア、キュアグレースへと変身し、メガビョーゲンを浄化しました。
(東映アニメーション公式サイトより)
情報量の多さとそのくせシンプルな脚本で、驚いたというのが正直なところ。
これまでとの違いや本作のキモはここだ!とか、ヒロイン・のどかはこういう子だというのが、超短い回想シーンやひとしたセリフひとつでさりげなく盛り込まれており、オトナやマニアは考察を深められるものの、本来の視聴者である幼女先輩たちは素直に話を楽しめる。
それでいて、女神的ポジションも犬型と人型のペアっぽい?とか、転校生だけど阿呆の娘ではないし、そもそも学校シーンからではなかったり、ピンク妖精のアグレッシブさは類を見ず、変身アイテムの音の奇天烈さとオリジナル性もきちっと見せてくる。
ピンク妖精・ラビリンの1話でのアグレッシブな見せ方と、次回予告での決裂は、過去作ではプリキュア同士がやったようなやり取りに似ているあたり、今年は「ペア」特に「プリキュアと妖精のペア」を見せるんだという表れでしょうか。
前作スタプリが変化球気味で、それが前々作の周年お祭り騒ぎで盛り上がったHUGプリからの下り坂を思いのほか食い止めた感じだが、そこから王道プリキュアに戻した、そのふり幅の大きさがスタプリからの更なる下降を食い止め、上昇につなげられるのでは…?
個人的にはお気に入りだった姫プリに寄せた感じのデザインや番組ロゴがお気に入りで、特に青キュアの変身前は久しぶりにキャラ萌えしそうな予感。
今年はOPよりEDの方がなんか印象に強く残ったなあ。振付師さんはどんな方なのかしら。
まあー、これは期待しかありませんな!!