2017.07.04 Tuesday
富士見ファンタジア文庫「ハイスクールD×D 23 球技大会のジョーカー」石踏一榮
評価:
石踏 一榮 KADOKAWA ¥ 670 (2017-03-18) |
JUGEMテーマ:ライトノベル
「アザゼル杯」で快進撃を続けるイッセーチーム。学生をしながら、試合に、上級悪魔のお仕事にと、大忙しなイッセーだったが、一つ心配なことがあった。それは試合でミスを連発しているアーシアのことで……
(Amazonより)
マリみてで祥子さまが卒業した後のような、どことなく違うことの寂しさと新しいキャラの登場にわくわくするアンビバレンツな感情が楽しめます。
意図的にシリーズ冒頭の1年前(…1年前!?)を意識させるシーンなどもあり、さすがに23巻となると古参しかいない状況でしょうから、うまく感情を揺さぶろうとするテクニック、なるほど嫌いじゃないですよ?
燃える競技シーンになんとかエロスとボケ(最近ファーブニルの仕事ですが)をぶっこむスタイルも変わらず、ぐいぐい読んでしまいますね。
個人的には朱乃さんが一矢報いた感じの登場の仕方だったので、良しとしましょう!(笑)…あ、レイヴェルのイラストは挿絵でもあってよかったと思いますがねぇ、まあどんどん絵が少なくなっていくのは気になります。
あとは最終章らしいシーンもあったので、そのあたりのセンチメンタルな感じもふわりと。
…なんかもう、リアスとの息子を主人公に、周辺キャラ全て姉兄妹弟な続編作れそうだよね…妹モノ苦手だけど。