2010.03.14 Sunday
松坂屋名古屋店「故郷からのおくりもの 巡回展最終会場」
とっても素敵な人形達をじかに触れてみるのは最後…ではないのですが(飯山市に美術館が出来るそうです)。
高橋まゆみ先生の人形を見ると、なんだかわからない「感情」に心
きっとその多くは、自らの父母を、祖父母を思い出すことによって
また、あるテーマを元に作成された作品たちからは、愛と哀を。
そして、人形の喜びの表情から喚起する自らの微笑を。
そしてそれらは、多くの方にとっては昭和前半を思い出すようなセ
いいこともわるいこともひっくるめて。
その表情、服装、ポーズ。
思い出ではない、過去ではない現在進行形の人の姿がそこにあるの
決して過去を懐かしむだけのスタイルではない。
感情が裏打ちする圧倒的なリアリズムこそが、最大の魅力だと思い
写真集も素敵だけれど、是非人形もその目で見て頂きたいですね。
人形展だと、背景がないので(写真集はジオラマ的に野外撮影)、
松坂屋HP
↓
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/promo/fair_event/s100305_01/
「草の道」は現在発売されている書籍の中では最大のもの。
図録もこの写真集よりひとまわり小さく、新しい「にんげん万歳」はさらに小さいので、写真を楽しむのであれば「草の道」がオススメです。