2011.03.11 Friday
小学館「ぼく、ドラえもんでした。涙と笑いの26年うちあけ話」大山のぶ代
JUGEMテーマ:本の紹介
声優時代を中心とした大山のぶ代の自伝。ドラえもんとの運命の出会いから、テレビや映画、藤本先生の思い出など、26年間の涙と笑いにあふれたエピソードをつづる。貴重な写真満載の「大山のぶ代グラフィティ」も収録。
(Amazonより)声優時代を中心とした大山のぶ代の自伝。ドラえもんとの運命の出会いから、テレビや映画、藤本先生の思い出など、26年間の涙と笑いにあふれたエピソードをつづる。貴重な写真満載の「大山のぶ代グラフィティ」も収録。
版権ビジネスとして商業的にシステマチックになる前の、良い時代の、良い話が詰まっているなぁというのが一番の感想。
いま現在キャラビジネスに関わる仕事をしていると、ちょっと今では、どんなに想いがあっても出来ないことが昔は出来てたりするんですね…。
F先生とドラえもんへとの想いがいっぱいで、特にF先生がお亡くなりになったあたりのエピソードはホロリとさせられます。
実は思い込みだったらしいという訂正があとから出てきたり、まさに思い出しながらエピソードが順不同に語られる会話のライブ感満載だったり、事前に知らされたり解説が欲しい部分にそれが無かったりと技術的にはちょっとアレですが…まぁ、もうここまで来ると野暮って言われそうなことなので、しょうがないんでしょうなぁ。
いい本ですよ、想いが詰まっている。