(Amazonより)
シリーズ2巻目。
2名程キャラが増えたものの、話の展開は風雲急を告げてなんだかとたんに大きな物語の根幹に迫ってしまった?ようで、3巻の展開が気になります。謎の答えは地下の○の奥にある…ベタでエヴァみたいだけど、記号としてはわかりやすいのでかえって盛り上がってよろしい。
主人公が進路問題に目覚め、悩みつつも新キャラや事件に巻き込まれていく様は若者の同意を得そう(…これって「武器屋」といい編集T氏の得意とする展開なのでしょうね)で、これにより1巻目でなんとなく感じてた違和感、つまり最終的な目的がわかりにくい、という不安定さが解消され、非常に読みやすく、かつ主人公に感情移入しやすくなったので、正直1巻より面白いと思う。
イラストがふんだんにあり、おかげで「この使い捨てキャラまで絵に…!」という衝撃があったり、またp228は見開きで演出しつつ、同時にショッキングなシーンをページの谷間で緩和させるなど、お楽しみや工夫がさりげなく織り込まれ、サービスも満点…いや、水着シーンがあったのにイラストに活かされてないのは減点かな?…あと、これでリュリュは人気が出るんじゃないかと思います。そのままラブコメ要員として成長して欲しいところ。
3巻が楽しみです。