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角川スニーカー文庫「レンタルマギカ 白の魔法使い」三田誠
評価:
三田 誠
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 620
(2010-07-01)

協会の会議でロンドンを訪れているいつきは、副会長のダリウス・レヴィへの面会にこぎ着けた。そして〈アストラル〉に〈螺旋なる蛇〉への対策結社としての権限を与えて欲しいと申し出る。いつきのその意図とは――!?
(Amazonより)





なんか久しぶり!に穂波やアディが戻ってきたような感覚もありつつ、主人公・いつきの成長をまざまざと読ませられる、詰まった内容がとてもクライマックスの近さを思わせる、シリーズ19冊目。
長いシリーズですが、今回ほど主人公の成長をしっかりたっぷり描いたのは余り無いのではないでしょうか。今巻のクライマックスの仕掛けに驚いた人も多いはず。
まあそれはそれとして…とにかくアディが可愛い。ええのぅ。

| ライトノベル | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
電撃文庫「れでぃ×ばと! 3」上月司
なんと秋晴がセルニアの自宅へ二泊三日のお泊まり旅行に行くことに!?そのほか、四季鏡の意外な「オトナの事情」が発覚したり、突然秋晴の婚約が大発表されたり、今回も一冊まるっとどこ見ても波瀾万丈!お嬢様たちと過ごすどたばたな夏をお楽しみください。
(Amazonより抜粋)





2巻はなんとも普通にハーレム系ラブコメだよなぁ、と特に何事も無かったんだけど。
今回はメインヒロインでツンデレお嬢様なセルニアが大活躍。
ツンデレが好きなんじゃなくて、「かくあるべし」という目標に向かい努力している=お嬢様がだからこそ素直になれない=結果としてツンデレというのが物語の彩や伏線、何よりラブコメ要因として際立ってお気に入りなのです。だから良かった。
あと色々と女の子に囲まれてよかったねと。
…幼馴染ヒロインが腹黒な上に存在感が無いと思ったら、無自覚だったというヒキが実に4巻での活躍を期待させますね。どうなるんでしょう。
| ライトノベル | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
電撃文庫「バッカーノ!1710 - Crack Flag」成田良悟
評価:
成田 良悟
アスキーメディアワークス
¥ 620
(2010-04-10)

全ての事の発端は1707年。劇作家でもあるジャンピエールが、友人のマイザーを通してフェルメートという錬金術師に出会ってしまったことがきっかけだった。そして二年後の1709年。この街の異物を探ろうとする使節団の来訪とジャンピエールの書いた新しい劇によって、ヒューイたちにも暗い過去の影が忍び込んでいく―。馬鹿騒ぎの始まりに迫る異色作第2弾。
(Amazonより抜粋)





第2弾、というのは1700年代シリーズとして、ある種のスピンオフ的に、という感じ。
単純にバッカーノシリーズとしては15冊目…かな?
1900年代以降の、いわゆる本来のスタイルとしては複数のグループや登場人物(主人公)の様々な視点でひとつの出来事を多角的に描いていくのがバッカーノの特徴で、その破天荒な広がってる風呂敷を包んでいく過程を楽しむものだけど、1700年代シリーズはほぼひとりの人物にスポットを当ててじっくりたっぷり、過去の物語を掘り起こしていく。
今回はヒューイ・ラフォレットの過去話をじっくり堪能しよう。シリーズファンにはちょっと驚きの、彼の印象をガラっと変えるエピソードになっている。

| ライトノベル | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
MF文庫J「れも☆ねーど」夏緑
評価:
夏緑
メディアファクトリー
¥ 609
(2010-06-23)

岸海星はごくヘーボンな高校一年生。偶然手伝った、とある女子部のマネージャー業務に適性あり!?「もしかして海星くん、かんちがいしてる?」え?何が?「あたしの本当の部活は“ここ”じゃなくって……」起死回生でみんなをサポート、爽やかお助けラブコメ堂々スタート。
(Amazonより抜粋)





主人公は前作とほぼ同じ性格・性質で、率直な印象は「前作の主人公が違う学校に入学していたらというifシリーズ」。
サブキャラもコードでみたら余り大きな変化はなく…それだけに、大きな物語を見失った「ぷりぷり」3冊と内容がかなり近くなってしまっており、逆にいうとあれだけ続けたシリーズを中途半端に打ち切りしてまで立ち上げた新シリーズがやってることはほぼ一緒、というのは余りにも救われないんじゃないの、と思わざるを得ませんでした。
前々・前シリーズがお気に入りである人ほど、落胆せざるを得ない。期待して読んではいけない。
暗黒妹などまだ出ていない伏線が2巻以降活躍してくれることを願うほかありません…。
| ライトノベル | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
富士見ファンタジア文庫「召喚士マリア 3 大空に憎しみを、白き翼に追憶を。」北沢慶

雲竜を諫めるため、マリアたちは王城に呼び出される。待っていたのは、マリアをライバル視する神官少女フリーダ、堕天使フレイムの天使時代の恋人(!)ノエル、そして王城の実権を握る王子イスファンだった。様々な思惑が絡み合う召喚コミカルファンタジー! 新展開の第3弾!!
(Amazonより)





マリアがツインテールになってる!…と思ったら、自分が気がついていなかっただけでした…。
今回からの新サブヒロインや黒幕、フレイムの過去など盛り沢山の内容に四季童子のイラストが冴える!
イエル・エルリクとは違った、ヒロイン・マリアのドタバタぶりは5年後の今でもじゅうぶん通じますね。
フリーダの声が水橋かおりさんの声で聞こえるよ…。

| ライトノベル | 00:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
電撃文庫「れでぃ×ばと! 2」上月司
評価:
上月 司
メディアワークス
¥ 536
(2007-01-06)

安全ピンの三縦ピアスに無骨な傷跡、そして茶髪。どこからどう見ても単なる「やんきー」な高校生・日野秋晴(でも実はビビリ)が、外見とは似ても似つかぬメルヘンな夢をかき抱き、執事を育てる白麗陵学院従育科の門を叩いてはや一週間。第四話、第五話、番外編の三本立て。
(Amazonより抜粋)





1巻をすっとばして2巻から読んでみました。
あー表紙絵どおりわかりやすいハーレム系ラブコメ。
…あとはなんていってよいか…。
とりあえず書架にあったら借りていくかなぁ。

| ライトノベル | 14:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
角川ビーンズ文庫「彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女」雪乃紗衣
評価:
雪乃 紗衣
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 500
(2010-03-31)

異能の一族・縹家の宮で目覚めた秀麗。外界と隔絶された宮から出るには、大巫女・瑠花に会わねばならないため、異能「千里眼」を持つ珠翠を探すことに。一方王都では、史上最大の災害「蝗害」が起きていて…!?
(Amazonより)





あまりに政治状況が重厚で、会話部分の軽い感じが浮く浮く。
今回は終盤に向けてかなり伏線というか重要なシーンが多く、見所読みどころばっかり。
シリーズファンとしては、図書館で予約して三ヶ月待つくらいなんでもない!くらいに詰まった内容で読み応え抜群。

内容についてはぶっちゃけAmazonのレビューで一番評価の高いやつがあまりにも綺麗にまとまっているので、そちらを見てもらったほうが良いねぇ(爆)

しかしコレ、どこまで女性読者がついてるのかしら…と思ったら、Amazonは文体から見るにほとんど女性のよう。
そういえば銀英伝も女性読者多かったものねぇ…。
| ライトノベル | 13:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ルルル文庫「珠華繚乱―天山に咲く華」宇津田晴

幡国への「婿入り」の一件から二ヶ月。珠国へ戻った蓮祥は、父より山賊討伐のため天山行きを命じられる。一方、龍牙は賀杖の手掛かりを得て天山に向かっていて。天山で再会した二人。そこには思わぬ恋の試練が…!?
(Amazonより)





シリーズ2巻目。
シャキシャキした女性キャラたちと、感情的な王子に重度のシスコン兄など味わいの深すぎる男性キャラたち。
そんなキャラをうまく動かして、ストレートな物語展開を綺麗に彩って補う形は1巻に続いて健在。
メイン二人の距離もゆっくり縮まって、この次にどうなっていくかが楽しみですね。

| ライトノベル | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
集英社SD文庫「戦う司書と世界の力」山形石雄

世界の滅亡間近、ルルタの目の前に現れた、コリオ。そしてハミュッツが死によって得た能力を発動する。『本』が示すのは希望か絶望か。司書たちの激闘の果てに迎える世界の行方は?堂々完結!
(Amazonより)






…さっき1回書いたのにアップする際に消えてガッカリ(--;;

とにかく怒涛の戦闘に次ぐ戦闘でキャラと作者の想いが炸裂、変に小細工の無いまっすぐな展開で読者を攻める攻める。更にあのお方のおまけ?シーン(p254〜p256)まであっておなかいっぱい。
正直、なんで戦闘してるんだっけ?とかこの人しんだんでなかった?みたいになったりした私ですが…もう、簡単に言うと死後の世界の戦闘シーンであのひとやこのひとや、期待のあのひとまで出てきてシリーズ読者には嬉しい限り。
“らしい”終わり方になっているし、トータルで良い作品になったのではないでしょうか。

| ライトノベル | 13:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ルルル文庫「珠華繚乱」宇津田晴
評価:
宇津田 晴
小学館
¥ 500
(2007-08)

珠国の王女、蓮祥は父親の命令で幡国の王の子と結婚することになった―ただし、相手は何故か王女で、蓮祥は王子として婿入りすることに!?わけがわからないままに幡にやってきた蓮祥が、幡王女・流夏の相手に苦労したり、幼馴染みの玄武と予想もしない形で出会ったりしている裏で、大きな陰謀が動いていた―。幼き日の出会いから始まった宮廷ロマンファンタジー。
(Amazonより)





デビュー作らしく、確かに話の展開そのものは序盤である程度読めてしまうストレートなもの。
ただ、キャラメイクが丁寧にしてあり、主人公が非常によく出来ている。
周囲の皆に愛されている、という状況に違和感が無いようになっているので、主人公がよく動いて読んでいて楽しい。
女性向らしい、割と感情優先で動いてしまうキャラを男子に設定し、天然だけど状況を見て理知的なヒロイン、という構図はなんだか変にリアルというか、男性読者でも反感を持ちそうでもてない部分のバランスがポイント。
しかし最近一緒に借りた「レティーシュ」にもこの作品にも美男子監禁シーンがあるのは、これはきっとルルル好きな読者層に対するしっかりとしたファンサービスなんですね…きっと。
| ライトノベル | 15:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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