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電撃文庫「司書とハサミと短い鉛筆 6」ゆうきりん
評価:
ゆうき りん
アスキーメディアワークス
¥ 578
(2010-06-10)

JUGEMテーマ:本の紹介
ついに『秘密』を雲木たちに知られてしまった文人は、フィフとともに彼らに全てを話そうと決意する。一方、人間を本にしようと暗躍を続ける“禁書”たちは、かつてない規模の作戦を展開し始める。ちょっとHな学園“文学”コメディ!バトルも白熱の第6弾。
(Amazonより抜粋)




うーん、ポップアップブームの失速と共に作品と作者の熱量も下がったかのよう。
基本的には、話もすすんだしクライマックスに向けてあれこれ謎解きや戦闘シーンもあるものの、何かこう、何かが足りない気がする。
ムチムチエロいイラストとかそういうのではなく、スタートダッシュしたら体力無くなってあとは余力でこなしていこう、みたいな。
逆にこの段階になると、変な捻りも無駄な部分もなく、実に読みやすくていいんだけど。
あとはアレかな、キャラやシーンや仕掛けが妙にざっくりというか、雑な扱いに感じるので余計にそう思うのかも。
特にミロ・夏宰・ルーエットあたりは読んでて可哀相になってしまう…。

いずれにせよ、次で終わりみたいなんで、大きな物語としてもラブコメとしても、どうまとめるかは楽しみにしたいかな。
 
| ライトノベル | 07:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ルルル文庫「横柄巫女と宰相陛下 ノト、王宮へ行く!」鮎川はぎの
JUGEMテーマ:本の紹介
王巫女となったノトは王宮内の聖獣殿の主となり、神女官や巫女と共に住むことに。主だが何も知らないノトには様々な教育が施される。頑張るノトだがいじめにあってしまう。一方、新王カノンに大貴族が陰謀を企み!?
(Amazonより)





なんとなく借りた1巻が面白かったので調べたら、なんですか毎月発売って…!
学生さんのサイフ泣きっぱなしじゃないですか(笑)

さて2巻は単発も覚悟の1巻を受けつぎ、ロングシリーズに向けての準備といったもの。
ヒロイン ノトの不器用…口の悪さから来るトラブルをやり直したり、ノトの視点で王宮を説明したり。丁寧にやってくれたので、大きな物語としては意味ある2巻になったのでは。
キャラとしては、ヒロイン ノトの素朴な可愛らしさが出て良い感じ。
あとオディルとリリィが意外にキモ。特にリリィ、彼女の役割は今回はかなりさりげなくも大きく、今後の活躍も期待したいところ。

メイン、サブと女性陣がいい味出てるので、この先も楽しめそう。

| ライトノベル | 07:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
富士見ファンタジア文庫「鍵開けキリエと封緘師 そして世界の開く音」
JUGEMテーマ:本の紹介

監獄砦の美しき囚人《大統領》を、この手で解放したい。キリエの願いは強くなるばかり。《大統領》は自分を解放してはいけないというけれど――。そして《師匠》が目覚め、すべての【謎】が明かされる時が訪れて!?
(Amazonより)





シリーズ3冊目。これで終わりかな?
作中は全3巻で一夏。
我々の子どもの頃の様な、長いようで、ワクワクして、でも友達とはすぐに会えなかったりして寂しい時もあるし…そしてすぐに終わってしまう、夏休み。
まさに一夏、夏休みの様な作品となった。
シリーズを通して作中に流れる、どこかセンチメンタルな雰囲気は作家さんの特徴なのかな?この切なさはなかなか意識的に出しにくいんじゃないかと思うので、うまく伸ばしてほしいもの。
3巻そのものは、短編を入れる関係上なのかラストバトルがかなりあっさり過ぎたり、短編もどうせなら、時系列的に巻頭に入れたりとかでもいいんじゃないかな?
など気になる部分はあるものの、本編のラストシーンはもう王道悲恋でキュンとさせられたので、それでチャラですよ。

…ジニィはこの先でもっと輝けたキャラなのが惜しいなぁ…。

| ライトノベル | 07:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
NTT出版「チャンネルはいつもアニメ-ゼロ年代アニメ時評」藤津亮太
JUGEMテーマ:本の紹介
TVアニメの地殻変動、劇場アニメの新潮流、傑作・名作・話題作、すべて目撃。毎年300本近い新作アニメが放映される現在だからこそ“併走する言葉”が必要だ。作り手が込めたしかけや、自分の心の動きにも切り込んで作品を見つめる。状況論から作品論まで、さまざまな切り口で迫るアニメの楽しみ。
(Amazonより)





ニュータイプやアニメージュに連載されていたアニメ批評コラムかなんかの集約本。
連載の形態上、ひとつひとつの話題が短いので、興味があるならローティーンでも読むのは難しくは無い。
ただ、基本的には「その時代に言っていたこと」なので、現在では作者も違う意見だというものもあるだろう。
何より、先ほど言ったローティーンな読者だと、短い文章では見えない「その時代」の雰囲気がわからず、理解に苦しむ部分が出てくるかもしれない。
いずれにしても、筆者がこの本の中で書いている、筆者のポリシーが前面に出ており、単純な好き嫌いでの評価などは廃されている関係で、番組を見て二次創作して気が済む人たちにとっては「毒っけが無くて物足りない」かもしれない。
ただ、作品の内容面での問題や話題だけでなく、経済的事情やスタッフの事情などを考慮した多角的な視点を持っているようなので、批評家ぶりたい人にとってはとっても参考になるはず。

それにしてもこのゼロ年代というのは、アニメ史にとっても変化の多い時期になったはずだ。
特に、作品の内容とかではなく、「背広の事情」面にとって。
 
| アニメ関係(書籍) | 01:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
電撃文庫「電波女と青春男 7」入間人間
評価:
入間 人間
アスキー・メディアワークス
---
(2010-12-10)

JUGEMテーマ:本の紹介
宇宙って途方もなく広いわけだし、遠くにもう一つぐらい地球があって、そこではやっぱり俺やエリオたちがいて、似たような毎日を送っていて…とか妄想することがあるんだけど。今回はそんなお話。そう、例えば。もしリュウシさんや前川さんやエリオと、人生を共に歩むことになったら、とか。
(Amazonより抜粋)




いやー今回は良かった。
ロングシリーズならではの変化球の短編集で、かつ各ヒロインと付き合ったことを妄想しているという…。
その癖、リュウシや前川とのエンディングでは、きちんとエリオたちと疎遠になっていくという生々しさとセンチメンタルな部分がキッチリ描かれている。案外無いんだよね、最近はこういうの。
なので、きっと多くの読者が感じたのではないかと思うんだけど、エリオとのエンディング…ひ孫の出てくる話が一番、ホロっとくる。
ヤシロとの話もSFっぽさがあって面白くもせつないし…ちょっと「ほしのこえ」的なニュアンスのセンチなところがまたいい。
エリオが携帯を持つ、というエピソードもいいですね。
更に今回のヒキがまた……!どうなるんでしょう、8巻?とっても楽しみなんですが!

今回はイラストも気合が入ってる感じがして、どれもかなり良いんですよー、アダルトシュウシやカラオケヒロインズにひ孫などなど。
1冊の評価がシリーズ中でも1番なんでは?と思うほど、世界観を楽しめます。
| ライトノベル | 01:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
電撃文庫「れでぃ×ばと! 11」上月司
評価:
上月 司
アスキーメディアワークス
¥ 536
(2010-03)

JUGEMテーマ:本の紹介
徒姉妹である棗のプレゼントを買うため、ご意見番として朋美とセルニアにもついてきてもらったのですが…いつのまにやら、「棗に似合うものはどれ?」という“れでぃー”二人の下着勝負になってしまい…!?今回も“れでぃー”たちの魅力をたっぷりでお届けする最新巻登場ですっ。
(Amazonより抜粋)





…いやもう、ほんと。
酷い。いい意味なのか悪い意味なのか自分でも判断できないけど、これは…どうなんだろう。

内容面ではいつもと変わらぬ、全然進まないエロコメなので、これまでのシリーズファンには十分楽しめるはず。

では何が…というと。
裏表紙のミニイラスト…パンツ。
口絵カラーイラスト…ヒロインたちが下着も脱ぎかかったほぼマッパ。

…そりゃあね、閉架にゾーニングされもしますわな…!

…あれ、という事は非常に評価の高い人も多いわけだ…それもそうなんだけど…なんだかなぁ…。
| ライトノベル | 01:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ルルル文庫「アラビアンローズ―ライラの受難」深山くのえ
JUGEMテーマ:本の紹介
16歳のライラは、伝説の首飾り「ラティマの薔薇」を飾っていた特別なルビーを探すため、真夜中、王宮の宝物庫に忍び込んだ。突然、シャルディーン王子の涼しげな笑みが月明かりに浮かび…!?ドラマチックな運命の出会いから始まった、アラビアン・ラブファンタジー。
(Amazonより抜粋)





舞台は中世砂漠の国。
幼い頃に暴漢に襲われたヒロインはとある少年に助けられる。縁あって彼と婚約して十年、ほとんど会えず手紙もなくとヒドい扱いにもめげず、一途なヒロインの前に、王子が現れた…。
このあらすじの時点で、この類が好きな方には ハハーンきっときっとホントは彼がアレだなと想像するでしょうが…
…それ、正解です。
故に、変な展開は期待せず、王道ラブ物語をゆっくり楽しみましょう。
政治的な設定や展開を終盤で一気にやってしまうので、気にしてしまう人にはどうしても気になるかなぁ…。
ローティーン少女やわかってて楽しめる大人の方にオススメ。
| ライトノベル | 01:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ファミ通文庫「まかでみックス せぶんす お兄ちゃんと呼ぶんじゃねえッ!」榊一郎
JUGEMテーマ:本の紹介
久しぶりに実家に帰ることになった千里。帰宅した千里を待っていたのは父と義母に加えて、いるはずのない妹、万尋だった―。「おかえり。お兄ちゃん」一体何がどうなってる!?暴走するネオ・ハイブリッド学園ラブコメ、衝撃の第7弾。
(Amazonより抜粋)





序盤だけいつもなエロネタがありながらも、すぐにアップテンポなクライマックス展開に。
大きな物語を一気に推し進めた様子。
主人公、千里のキャラの癖もあって、前シリーズの主人公 拓人が作品世界に復帰してようやく?とたんに?大きな物語が色々動き出しているあたり、実験作と公言してはばからぬこの作品の四苦八苦具合を感じてしまう。
個人的にはクフィとの関係が好きなので、二人に頑張って欲しいけどね〜今回みたいに…。

…ちなみに、地元図書館では新刊ながらいきなり閉架扱いでした。エロコメ系をというか、ボーダーラインが見えにくいけど、目的を持ってゾーニングしてるようなので間違って無い気もするけど…絵師のあとがきとか冒頭のエロネタとかあるしね…。
書架にあれば読むヒトも少なくない人気シリーズなんだけどなぁ。ダイレクト検索しないとなかなか見つけらんないから、読むヒトかなり減るはず。
しょうがないけど、新刊なのにもったいないなぁ。
| ライトノベル | 01:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
電撃文庫「花×華 2」岩田洋季
評価:
岩田 洋季
アスキーメディアワークス
¥ 599
(2010-09-10)

JUGEMテーマ:本の紹介
一通のラブレターをきっかけに始まった園端夕と二人の“はな”との物語は、熱い夏の章へと突入。映像研も新たな映画を撮るべく、海の近くのお宿で合宿することになったのだが…夕との初お泊まりチャンスに期待いっぱいでそわそわが隠せずに―。“学園青春ラブコメ、撮影2回目っ。
(Amazonより抜粋)





メインヒロイン確定か?と思わせるほど、華がかなり良い味を出している。
キャラについては、花の才能開花を見据えた展開が示唆されており、まだラブコメ的に混戦が予想されるものの、その実、今回については撮影と同時に進行する様々な状況の変化をしっかりと受け止め、考え、感情を発露させる、華の魅力が抜群に出ている。
相対的に、残念ながら花はパターン化された、元気娘の記号から抜け出ていない。
次回以降で挽回がある可能性が高いので、今後のお楽しみか?

また、じわりじわり情報が小出しにされる主人公の初恋の彼女はシリーズの切り札なのか?
いやむしろ絵が出ない幼馴染こそ、イラストの演出も含めてラブコメ的にはラスボスなのか?
実は読んでると疑問が湧いてきて、すると次が読みたくなる。うーん、うまい。くそう。

もうひとつのキモである映像(映画)については…読んでいてもニュアンスだけで、感情の昂ぶりだけで読者に伝えてくるので、実は絵がさっぱり…と言っていいほど、頭に浮かびにくい。
でも、その昂ぶりは確実に読者を引き込んでしまう。
相変わらず、良い意味で、文章ならではの面白さ、ファンタジーで良い映像が撮れる様を表現している。
ホント、アニメ化や実写化はやめて欲しい作品である。絶対ガッカリするから…!

| ライトノベル | 01:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ルルル文庫「プリンセスハーツ 〜これが最後の恋の巻〜」高殿円
JUGEMテーマ:本の紹介
パルメニア王冠を目前についにシングレオ騎士団攻略へ歩を進めたルシード。世界会議の舞台で自分の正体を知る他国王たちに挑むジル。“あの夜”の約束を胸に、それぞれの戦いに乗り出した二人だが、大公夫婦のいないアジェンセンにはオズマニアの脅威が迫り…!?王宮ラブロマン、いよいよ怒涛の最終章へ突入。
(Amazonより抜粋)





前巻のヒキを受けつぎ、ラストスパートへ向けて、ある程度まで決着と謎解きをやってくれたので、かなり読み応えのある一冊になった。
全体のムードとしてはシリアスに。
しかし主人公たちがそれぞれに果敢に戦い結果を得て行くだけでなく、シリーズならではのお楽み、ジルのトンデモ発言も忘れない。
本来の読者たちが喜びそうなサービス(セイハタトがハクランに捕獲される)もがっちりフォローするあたり、さすがは高殿円!
しかしまあー今回は鬱憤を晴らすかのごとく、見せ場の多いこと!
このシリーズ、恋愛だけでなく政情もしっかり大きな物語に絡むので、ホント男子にオススメなんですよ。毎回言ってるけど。
| ライトノベル | 01:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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