2014.03.31 Monday
映画「プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち」
JUGEMテーマ:邦画
プリキュアオールスターズNewStageシリーズが、遂に完結!今まで出会った大切なおともだちがみんな集まって、今回は夢の世界へレッツゴー!なんとそこへ夢を操る妖精があらわれて、プリキュアが大ピンチ!!(Amazonより抜粋)
特に脚本とか演出の面で、アニメーションのいいところがしっかり出ている、プリキュアファンには涙モノの快作。
下記、超ネタバレですので未見で気になる方はパスしてください。
個人的にホワイト・ゆかなさんの声が聞けてホントに嬉しかった…!
…あとエレンさんの夢があまりにも…劇場内で親の反応を一番感じたシーンでしたねぇ…。
全体としては、伏線の張り方と、大人数を処理することに対してのノウハウが確立された、DX3に次ぐ、オールスターズシリーズ屈指の出来といっていいでしょうね。
ユメタのしっぽがホウキみたいに揺れていたシーンをバっと思い出すクライマックス。
ふたつの意味の「夢」が交錯する中で、夢に閉じ込められた枷をキュアドリーム=のぞみ、彼女こそが最初に打ち破る。
盾チーム、弓チーム、サッカーコンビなどのドンジャラ的シャッフルユニット。
敵も最後の最後で、タコ!…チーム数をうまく魅せましたね!やられたわ!
大人の事情で声のあるなしがありながらも、チームで誰かが出ていれば、シーンの構成でうまく不満を解消できる…これは、戦隊(ゴーカイジャー)の手法ですなぁ。
そういう意味では各チームの必殺技バンクが見れなかったのは惜しいけど、仕方ない。それにそこまで不満を持たないようには作ってもらった感じだし。
更に、NS2で不満を覚えたであろう、キュアエコーの再登場。これもね!いいタイミング!
何より、ブラック先輩・無双!これは仮面ライダー1号・無双!と同じですね。
そしてプリキュアの代名詞になりつつある、3DCGのオールスターズ・ダンス!
その上で、母親の過剰な愛情を悪としながらも、ユメタの成長をもってそれを理解させることで完全な悪として描かない、ギリギリのフォロー…正直、どうかと思ってたんだよね…女の子と母親のコンビで見に来る事が多そうだから。
うまく処理したよなぁ…これは平野文さんの声も良かったんだよなぁ…。
ハピネスの扱いは本筋への関わり、先輩たちの救出という面では従来よりも弱かったけど、フォームチェンジも見せたし、じゅうぶんでしょう。
それら全部をひっくるめて、脚本家を軸に、思い入れやここはこうだよね!みたいな想いがファンの見たいものと重なったというか、見たいものをちゃんと考えてくれたと思っていいんだと思う。
正直、ここがプリキュアにあってライダーに無いんだよね…。
まあとにもかくにも、大満足!DVD買って損なし!
まあとりあえずゴーリキーの出番が思った以上に少なくて良かった…ドン引きしたのが冒頭だけで済んで良かった…。